何もすることがない日曜日の昼間、

うとうと寝てしまった。

 

不思議な夢を見た。飼ってる二匹の犬の夢。

太ももに乗せられた顎の感触がリアルだった。

 

目が覚めたときに泣いていて、あの二匹の犬は昔飼っててもう死んじゃっていないことに気づいた。

 

あの日も、春だった。